【ブラック・クイーン】
1927年交雑(交雑番号 4131)
「ベーリー♀」×「ゴールデンクイーン♂」
果皮は紫黒色で果実は欧州系品種のように小粒になるぶどう品種です。
ワインにすると濃厚な色合いと十分な酸味が特徴的です。
樽熟成との相性も良く、飲みごたえがある個性豊かなワインに仕上がります。
色調は紫がかったガーネットで、マスカットベーリーAよりも黒色に近いです。
香りのアタックは、黒い果実の印象から凝縮感も感じとれます。
すみれの花や黒コショウ、ミネラルが調和した味わいからしっかりとした酸味が口に広がり、余韻まで長く持続してアフターにフレッシュ感を残します。
2022年は6月下旬に気温が上がり乾燥したため、果粒が小粒になりました。
そのため収穫量は減ってしまいましたが過去にないほど味わい、香りとも厚みのあるブドウとなっております。